国では後発医薬品普及のための取り組みが行われていますが、

厚生労働省が公開しているNDB(National Database)の集計値を可視化することにより、

都道府県単位での薬剤の処方状況や後発薬の利用状況が把握しやすくなります。

 

ここでは、第2回NDBオープンデータ処方薬(内服/外用/注射)の都道府県別の集計値を利用して可視化を試行してみました。

(第2回では薬効分類別に上位100位までの医薬品が対象となっています。第1回は30位まで。)

都道府県別薬効分類別数量.png

少し詰め込み過ぎた感はありますが、都道府県別、投与経路別、入外区分別に薬剤の処方数量が概観できます。

また、後発品の割合(単純に、後発品と先発品の数量比較)などもわかります。

 

例えば、外来(院外)、東北6県、神経系及び感覚器官系医薬品をそれぞれ選択すると、

1年間に約14.5億、797億円の薬剤処方が行われており、また、秋田県は1000人あたりの処方数量が

他県に比べて高くなっています。

選択条件.png

以前、私が胃腸の調子が悪かった際に病院で処方された「トリメブチン」という薬があり、

これがどの程度全国で利用されているのか知りたいとします。

スマート検索に「トリメブチン」と入力すると、

「トリメブチン」を含むチャートや「トリメブチン」を含む項目(語句)が表示されます。

トリメブチンを検索.png

[選択を適用]の医薬品名をクリックすると、該当する8つの医薬品が選択されて、下図のように表示されます。

和歌山県で特に多く処方されているのがわかります。

(なぜでしょう??)

トリメブチンの選択結果.png

というわけで、今回は第2回NDBオープンデータの一部を可視化してみました。

NDBオープンデータでは、今回利用した薬剤のデータ以外にも医科診療行為や特定健診のデータも公開されています。

ご関心のある方は実際にデータを取り込んで試してみてください。

 

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