QlikViewの棒グラフでは通常、選択操作によってバーの数が変化します。
例えば、下記のように選択すると、
こんな風に選択されたバーのみに絞り込まれます。
これを下記のようにバーの数は変えずに、色分けすることで選択箇所のみをハイライトする方法があります。
1.数式の背景色に数式を追加します。
=if(match(年月,concat(distinct 年月,',')),rgb(101,173,33),argb(45,101,173,33))
concatは選択された値をカンマで区切って羅列する関数で、上記の選択状態では、下記のような値を返します。
matchは文字列をリスト内の文字列と比較する関数で、上記の例では年月がこれらのリストに存在するか否かを判別します。
ここではIF文で条件判断し、リスト内の年月に合致する場合は濃い緑色、そうでない場合は薄い緑色に背景色を設定します。
2.バーの数が年月の選択に依存しないよう、SET分析を使って数式を加工します。
このような手順で選択年月のみ色分けしてハイライトするような棒グラフを作成することができます。
添付サンプルもご覧ください。
元ネタはこちらです。
http://qvdesign.wordpress.com/2012/02/24/different-ways-to-interact-display-information-with-bar-cha...