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A Historical Odyssey: Quality - Learning - Interaction - Knowledge(日本語訳)

Henric CronströmのBusiness Discoveryブログの日本語訳をご紹介いたします。

オリジナルの英文ブログへのリンク

http://community.qlik.com/blogs/theqlikviewblog/2012/06/12/quality-learning-interaction-knowledge


Henric Cronströmの経歴を詳しく知りたい方はこちらのリンク(英文)もご参照ください。

http://community.qlik.com/people/hic

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QlikTechの歴史の中で、創業当初の話しをご紹介したいと思います。最初は、会社名は、“QuikTech”、製品名は“QuikView“でした。これは、私たちのすべてビジネスに必要な情報にクイック(quick)にアクセスできる製品を提供としたいという思いと、Q-U-I-K 4文字の頭文字、Quality(品質)、Understanding(理解)、Information(情報)、Knowledge(知識)という言葉を組み合わせて考えた名前です。

test2.jpg

私たちは、人間の生涯にわたるLearning(学び)の能力を助けるための製品を提供することが、企業とそこで働く人々の成長を促進すると考えていました。そして、意思決定や決断を行うall people(全ての人々)に役立つしくみを提供したいという強い思いを持っていました。データ分析は、理解や知識、品質を向上させるための重要な要素のひとつとなりうると確信していました。また、当時の経営課題のトレンドとあったemployee empowerment(組織の構成員に自律的に行動する力を与えること)をテーマにした、Scandinavian 航空(SAS)のCEO (最高経営責任者)Jan Carlzonが出版して当時の経営書のベストセラーとなった"Moments of Truth" (スエーデン語の原題: "Riv pyramiderna")<*1>という本にも影響を受けています。

会社名や製品のabbreviation(略称、省略名)は、会社の価値観やミッションを表現し、製品開発時の起源や思いを表現できるものにしたいと考えており、このQ-U-I-Kという略称は、会社創業時のイデオロギーを表すのに最適なものだったのです。

実は、もうひとつ、このちょっとおかしなスペリングにしなければならなかった理由があります。これは、あまり魅力的な理由ではなく、技術的な制約です。当時のMS-DOSファイル名<*2>には、最大文字数の制約がありました。8(ファイル名)+3 文字(拡張子名)が最大で、もしQuickしたくても9文字になってしまい、Cの文字を入れることが、技術的にできなかったのです。そんなわけで、実行ファイル名は8+3文字の構成で、quikview.exeとなりました。

さて、次になぜ“Quik”から“Qik”に変えたのかを説明させてください。私たちは、“QuikView”を商標として登録するつもりでしたが、この登録は却下されてしまいました。すでに、かなり多くのソフトウエア会社が製品の接頭辞(Prefix)としてQuick, Qwick, Qvick, or Quikなどのスペルの言葉が使われていたのです。しかしながら、私たちは、なんとか製品の名前に込めた思いを残したいと思い、いろいろと考えてていましたが、あるとき、私たちの製品は、クリックして、表示される(clicked and viewed)ことが大きな特徴だと気が付いたのです。Quickであることのみが、私たちの最優先事項ではないと思い、新たに製品名を“Qlik” + “View”にすることに決めることにしました。実際には、この名前のほうが私たちの目指す製品のイデオロギーを表すことができたと思います。“Understanding” “Information”は、 “Learning” “Interaction”に置き換えました。

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現在の私たちのミッション・ステートメントはSimplifying Decisions for Everyone, Everywhere.です。このステートメントは、今までご説明してきた言葉と比べて少しだけ変更されています。“Knowledge”(知識) “Quality”(品質)をより明確に“Decisions”(意思決定)と定義しました。“Decisions”は、知識から品質を向上させる重要なプロセスです。また、すべての人々のためにという言葉も盛り込みました。当初考えた名前で商標をとることはかなわなかったですが、現在のステートメントは、創業当時のものよりも、より私たちの考えをあらわすことができるものになっていると思っています。

現在のミッション・ステートメントを決めてから、すでに18年が経過していますが、今も私たちはこの考えを起源として製品を提供していくことを目指し、そしてこのステートメントに誇りを持っています。

もし、もっと詳しい歴史が知りたい方はこちらのThe QlikTech Company Historyもご参照ください。


HIC

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その他の参考リンク

<*1>  Moments of TruthAmazonリンク

http://www.amazon.co.jp/Moments-Truth-Jan-Carlzon/dp/0060915803

<*2> MS-DOSWikiリンク

  http://ja.wikipedia.org/wiki/MS-DOS

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