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以下のリリース ノートは、2023 年 2 月にリリースされた Qlik Sense Enterprise on Windowsの各種バージョンを対象としています。
Qlik Sense Enterprise on Windows February 2023 リリースの新機能や更新された機能については、オンライン ヘルプの「新機能」セクションを参照してください。
Qlik Sense February 2023 の新機能 (ユーザー)
Qlik Sense February 2023 の新機能 (開発者)
Qlik Sense February 2023 の新機能 (管理者)
February 2023
サイレント アップグレード時にカスタム構成ファイルが保持されるようになりました
現在の展開にカスタム構成ファイルが含まれている場合、サイレント アップグレードのプロセス中にそれらのファイルがデフォルトで保持されるようになりました。UI アップグレードのカスタム構成ファイルの保持は、2022 年 11 月のリリースで追加されました。詳細については、次の Qlik ヘルプサイトをご覧ください。
カスタム構成に関する考慮事項
サイレント アップグレード
Qlik 管理コンソール (QMC) アプリを介してハブでアプリを開くと、QMC でリンクとしてフォーマット化されるようになりました。
QMC の [アプリ] セクションにアクセスできる管理者は、リンクをクリックしてハブでアプリを開くことができます。ただし、ハブに適用されるセキュリティ ルールにより、アプリを開けない場合があります。 未公開のアプリは、アプリの所有者のみ開くことができます。
詳細については、次の Qlik ヘルプサイトをご覧ください。 アプリ
February 2023
キー |
タイトル |
説明 |
QB-10281 |
ビジュアライゼーション: リンク経由のチャート共有で選択が適用されない |
チャート共有のリンク オプション経由でアプリを開くときに、フィルター選択が適用されない問題を修正しました。 |
QB-10612 |
Qlik Sense Engine: MakeWeekDate 関数がシステム変数を無視する |
スクリプト/チャート関数 MakeWeekDate が、システム変数 (FirstWeekDay、BrokenWeek、ReferenceDay) の値に正しく応答しない問題を修正しました。 |
QB-14091 |
Qlik Sense Engine: 式の変数を直接参照すると、項目オンザフライの生成が正しく行われない場合がある |
項目オンザフライの名前による変数参照を含む式を許可すると、データ モデルと結果キャッシュが破壊され、予期しないクラッシュが発生する問題を修正しました。これらの式は項目オンザフライには不適格となり、代わりに通常のアドホックな計算軸が生成されるようになりました (他の不適格な式と同様)。変数を使ったドル展開では、変数は式の生成に使われるだけで式自体の一部を形成していないため、従来どおり動作します。 |
QB-14264 |
Qlik Sense Mobile: iOS で接続が切れる |
ブラウザのウィンドウを最小化して他のアプリケーションに切り替えると、接続が切れる問題を修正しました。 |
QB-14302 |
Qlik Sense Engine: 系列グラフに完全なグラフが表示されない |
大文字の LIB://path を使用して保存されたファイルが、系列に表示されていませんでした。この問題は解決され、大文字の LIB://path の使用が系列でサポートされるようになりました。 |
QB-14344 |
Qlik Sense Mobile: アプリのサムネイルがタッチ操作に反応しない |
アプリのサムネイル中央をタップしても、アプリが開きませんでした。代わりに、サムネイルの隅をタップしてアプリを開く必要がありました。 この問題は修正され、サムネイルをタップするとアプリが開くようになりました。 |
QB-14348 |
Qlik Sense Engine: マッシュアップ アプリケーションがハングする |
選択範囲の適用時にマッシュアップ アプリケーションがハングする問題を修正しました。 |
QB-14363 |
Qlik Sense: 暗号化されていないオリジンがデフォルトで信頼されている |
Qlik Sense for HTTPS プロトコル リクエストで、暗号化されていない HTTP オリジン ヘッダーが許可される問題を修正しました。 |
QB-14494 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: [編集] シートで変数ダイアログを開いているときに、チャートが誤って削除される |
変数ダイアログを開いた状態で削除キーを押すと、バックグラウンドで誤ってチャートが削除される問題を修正しました。この問題は、変数ダイアログが開いている間はグリッドをブロックし、閉じたらブロックを解除することで解決しました。 |
QB-14649 |
Qlik Sense Engine: 集計の修飾子に問題がある |
集計の修飾子 (total や distinct など) が、数式で規定された外部の set 分析を考慮しない問題を修正しました。この問題は解決され、外部の set 分析表記によるすべての計算で正しい結果が得られるようになりました。 |
QB-14684 |
ビジュアライゼーション: コンボ チャートのツール ヒントで、欠損値に「-」ではなく「0」が表示される |
特定のケースにおいて、コンボ チャートのツール ヒントで欠損値に「-」ではなく「0」が表示される問題を修正しました。 |
QB-14877 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: ページを更新すると、Nebula シートのテーブルが消える |
Nebula からの選択 API が、sn-table の初回レンダリング時に準備できていない場合があります。sn-table が毎回確実にレンダリングされるように、サニティ チェックが追加されました。 |
QB-14890 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: ODAG アプリの上書きオプションが機能しない |
ODAG の「生成されたアプリを上書き」が機能せず、「生成されたアプリが最大数に到達しました」という警告メッセージが表示される問題を修正しました。上書きオプションは期待どおりに機能して、新しく生成されたアプリは既存の ODAG アプリを上書きし、警告メッセージは表示されなくなりました。 |
QB-14951 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: 散布図で「自動」を使用すると、数値の省略形に誤りがある |
散布図の x 軸または y 軸のチャート構成で「自動」を使用すると、誤った形式が表示される問題を修正しました。 |
QB-14960 |
ビジュアライゼーション: sn-action-button 拡張が、 ウェブサイトに移動するアクションで URL にエンコードを適用するようになった |
このエンコードは安全であり、エラーをスローしません。 エンコードの前に、生の対になっていないサロゲート ペアを Unicode 置換文字に置き換えるなど、指定された URL を適切にエンコードします。 |
QB-15055 |
Qlik Sense Scheduler: トリガーされたタスクが予定時刻に実行されない |
ユーザーが作成した cron 式にエラーがあると、スケジューラー サービスが正しく実行されない問題を修正しました。より多くのコントロールを作成し、スケジューラーのエラー ログファイルに問題のあるユーザー エントリをマークし、ユーザーが問題を解決するまでそのトリガーを無視することにより、この問題を解決しました。 |
QB-15075 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: 「FILTERS」の予約済みプロパティのエラー |
「FILTERS」の予約済みプロパティを使用する拡張機能がロードに失敗する問題を修正しました。 |
QB-15091 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: jQuery-ui のバージョンが正しくない |
jQuery-ui のバージョンが正しく表示されない問題を修正しました。正しいバージョンは 1.13.2 です。 |
QB-16788 |
ビジュアライゼーション: 軸を置き換えると、コンボ チャートのカスタム ツール ヒントのメジャーが消える |
コンボ チャートの軸を置き換えると、カスタム ツール ヒントのメジャーが消える問題を修正しました。コンボ チャート バーにカーソルを合わせると、カスタム ツール ヒントのメジャーが表示されるようになりました。 |
QB-16816 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: アクション ボタンの背景画像が表示されない |
アクション ボタンの画像が正しく表示されない問題を修正しました。このボタンは、マルチノードのプレフィックスをチェックして機能するようになりました。 |
QB-16853 |
Qlik Sense: Node.js の更新 |
サードパーティの問題 (CVE-2022-43548) に対処するために Node.js を更新しました。詳細については、https://nodejs.org/en/blog/vulnerability/november-2022-security-releases/ をご覧ください。 |
QB-16883 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: マップ チャート レイヤーでバーが表示されない |
数値が低いことを表すマップ上のバーの高さが 1 ピクセル未満であり、表示されない問題を修正しました。最小の高さを 1 ピクセルにすることで、この問題を解決しました。 |
QB-16898 |
ODBC データ ソース: タイムスタンプ データ型のロードに失敗する |
一部のケースにおいて ODBCデータソースでタイムスタンプ データ型のロードに失敗する問題を修正しました。 |
QB-16918 |
Qlik Sense Engine: 区切り UTF-16 エンコード ファイルをロードすると、データ行が失われる |
CSV などの、区切り UTF-16 エンコード ファイルに埋め込まれた NUL (バイナリ 0) 文字がインポート中に無視され、データ セットが不完全になる問題を修正しました。 |
QB-16950 |
Qlik Cloud、Qlik Cloud for Government (FedRAMP)、Qlik Sense ビジュアライゼーション: API 呼び出しを使用したスクリプト変数の削除が可能 |
WebSocket API 呼び出しを使用して変数を削除できる問題を修正しました。スクリプト変数は、リロード スクリプトを変更してアプリをリロードすることによってのみ削除できるようになりました。 |
QB-16952 |
Qlik Cloud、Qlik Cloud for Government (FedRAMP)、Qlik Sense ビジュアライゼーション: クライアントからスクリプト変数の削除が可能 |
クライアントの変数テーブルから変数を削除できる問題を修正しました。スクリプトが変数を作成した場合に、削除のオプションがなくなりました。 |
QB-16981 |
Qlik Sense: アップグレード時に、カスタム バナー メッセージのデフォルト ルールが生成されない |
2022 年 11 月の最初のリリース (14.97) において、カスタム バナー メッセージのデフォルトのセキュリティ ルールが新規インストール時にのみ生成される問題を修正しました。この問題は解決され、アップグレード時にもセキュリティルールが生成されるようになりました。 |
QB-17006 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: プレビューで従属変数が変更されない |
従属する変数が変更された後、従属変数がすぐに変更されない問題を修正しました。 |
QB-17018 |
Qlik Sense Engine: qvx ファイルのロード時に「列が多すぎます」のエラーが発生する |
webfile 経由で qvx ファイルをロードすると、「列が多すぎます」というエラーにより失敗する場合がありました。読み取り中に qvx ファイルのメタデータが処理される方法を変更することで、この問題を解決しました。 |
QB-17039 |
Qlik Sense: 署名済みライセンス キー (SLK) エラー |
2022年11月リリースで、ライセンス テーブルの日付フィールドが min より小さい場合、新しいライセンスを適用しようとすると検証の問題が発生する問題を修正しました。 |
QB-17196 |
Qlik Cloud、Qlik Cloud for Government (FedRAMP)、Qlik Sense ビジュアライゼーション: クライアントからスクリプト変数を削除可能 |
クライアントの変数テーブルから変数を削除できる問題を修正しました。スクリプトが変数を作成した場合、削除するオプションがなくなりました。 |
QB-17337 |
Qlik Sense Enterprise コネクタ: ODBC コネクタの DEBUG レベルのバグが発生する
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コネクタのログ レベルが「Info」に設定されている場合、デバッグレベルのログもログ ファイルに追加されていました。この問題は解決され、レベルが「Info」に設定されている場合、「Info」レベルのログのみが生成されます。
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QB-17347 |
Qlik Sense Hub: 英語以外の言語を使用している場合、[お気に入り] にアプリが表示されない |
前後に移動しないと、[お気に入り] にアプリが表示されない問題を修正しました。この問題は、ハブで英語以外の言語を使用しているときに発生していました。すべてのアプリ ストリームがロードされたときに、すべての言語で [お気に入り] セクションが更新されるようになりました。 |
QB-17421 |
ビジュアライゼーション: 変数を編集しようとするとエラーメッセージが表示される |
ユーザー インターフェイスから変数を編集できない問題を修正しました。 |
QB-17424 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: 軸による色分けがグレーで表示される |
チャートで軸による色分けを使用すると、SET 式によって展開されたデータ ポイントがグレーで表示される問題を修正しました。 |
QB-17480 |
Qlik Sense Analytics: デバッグの現在のステートメントがない |
Qlik Sense Enterprise for Windows では、デバッグ ステートメントがデータ ロード エディターで一部非表示または不足していました。この問題を修正しました。 |
QB-17600 |
ビジュアライゼーション: テーブル チャートで累計が機能しない |
チャートをテーブルに変換するときに累計が機能しませんでした。修飾子 (累計など) の機能フラグは、構成ファイルからは削除されましたが、テーブルのコードからは削除されませんでした。この問題は修正され、フラグは適切に削除されるようになりました。 |
QB-17617 |
Qlik Sense ライセンス: SLK (署名済みライセンス キー) のライセンスの詳細に追加のバケットが表示されない |
追加のバケット情報が表示されない問題を修正しました。QMC ライセンスの詳細に、各割り当てリソース タイプのすべてのバケットが含まれるようになりました。 |
QB-17647 |
Qlik Engine: ピボット テーブルから行が消える |
軸列の合計がゼロで、[ゼロ値を含める] が無効になっている場合、ピボット テーブルから行全体が削除される問題を修正しました。ゼロ値は、残りの軸でのみ抑制されるようになりました。 |
QB-17688 |
ビジュアライゼーション: カスタム数値書式を使用すると、負の値が正しく表示されない |
カスタム数値書式を使用したチャートのツール ヒントで、負の値のパーセンテージ形式が正しく表示されない問題を修正しました。 |
リリースの時点で確認されている問題と制限事項は次のとおりです。この一覧はすべてを網羅するものではありませんが、既知の主要な問題と制限事項はすべて取り上げられています。
クライアント
ダイナミック ビュー
Qlik Sense サイトの管理
Qlik Sense Desktop
コネクタ
クラウド展開および Multi-Cloud
Qlik Sense の要件については、オンライン ヘルプの「Qlik Sense のシステム要件」を参照してください。
Qlik について
Qlik は、データを活用して誰もが困難な課題を解決できる、高度なデータリテラシーを備えた社会を実現するという使命を負っています。Qlik ならではの、エンドツーエンドのデータ管理および分析プラットフォームを利用することで、組織はソースを問わずあらゆるデータを統合し、どんなスキル レベルの従業員でも好奇心を発揮して新しい洞察を獲得できるようにすることができます。企業は Qlik を利用することで、顧客の行動をさらに深く理解し、ビジネス プロセスを改革し、新たな収益源を発掘し、リスクと報酬のバランスをとることができます。Qlik は、世界 100 か国以上でビジネスを展開し、48,000 社以上のお客様にご利用いただいています。