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以下のリリース ノートは、2022 年 11 月にリリースされた Qlik Sense Enterprise on Windows の各種バージョンを対象としています。
Qlik Sense Enterprise on Windows、November 2022 リリースの新機能や更新された機能については、オンライン ヘルプの「新機能」セクションを参照してください。
Qlik Sense November 2022 の新機能 (ユーザー)
Qlik Sense November 2022 の新機能 (開発者)
Qlik Sense August 2022 の新機能 (管理者)
QMC でのライセンス定義の更新
署名済みのライセンス キーがあると、[ライセンス定義の更新] ボタンを使用してライセンス定義の同期をトリガーできます。このボタンは、Qlik 管理コンソール (QMC) の [ライセンス管理] の [サイト ライセンス] パネルにあります。 [サイト ライセンス] パネルの新しい [ライセンス定義の最終更新] 項目には、ライセンス定義が最後に更新された日付と時刻が表示されます。
Google BigQuery コネクタ
ユーザー認証メカニズムの OAuth フローが更新されました。これは、Google による OAuth 帯域外 (oob) フローの廃止に伴うものです。この変更により、既存の接続定義の再認証が必要となります。詳細については、https://developers.googleblog.com/2022/02/making-oauth-flows-safer.html#disallowed-oob を参照してください。
ハブ UI の改善
ハブのオプションが再配置され、より使いやすくなりました。ツール バーの右上に、ユーザー プロファイルのアイコンが表示されるようになりました。このアイコンをクリックすると、次のオプションを含むグローバル メニューが開きます。
カスタム バナー メッセージ
QMC 管理者がハブでカスタム バナー メッセージを公開するためのサポートが追加されました。バナーを使用して、今後の発表や重要な情報を組織に通知します。 標準、情報、警告、エラーの4 種類のバナーがサポートされています。必要に応じて、バナーの期間を設定できます。デフォルトの期間は 10 秒です。
ADS/HDS のプロキシ設定における HTTP ユーザー認証の設定に対応
ADS/HDS のプロキシ設定で、ユーザー IDとパスワードを含めることができるようになりました。詳細については、Qlik Sense Enterprise SaaS を使用した Qlik ADS および HDS 通信のプロキシを構成するを参照してください。
キー |
タイトル |
説明 |
QB-6397 |
Qlik Engine: Excel にエクスポートするときに、ピボット テーブルの列の形式に誤りがある |
ピボット テーブルを Excel にエクスポートするときに、同じ名前の列が誤った形式になる問題を修正しました。 |
QB-8087 |
空の値でフィルタリングすると、オンデマンド レポートが失敗する |
空の値が選択されたときに、qlik-on-demand-reporting 拡張機能がレポートの生成に失敗する問題を修正しました。Qlik NPrinting May 2022 SR2 以降のバージョンが必要です。 |
QB-8632 |
Qlik Engine: 最近公開されたシートで「オブジェクトが見つかりません」というエラーが発生する |
最近公開されたシートで「オブジェクトが見つかりません」という結果になる場合の、オブジェクトの持続性の競合状態を修正しました。 |
QB-9058 |
Qlik Sense: 同じカスタム プロパティ値を複数回適用できる |
QMC または API リクエストを介して、同じカスタム プロパティ定義に属する同じカスタム プロパティ値を、同じリソースに複数回適用できる問題を修正しました。 |
QB-9515 |
Qlik Sense Enterprise コネクタ: MySQL コネクタでのリロードによる結果に誤りがある |
MySQL コネクタの Bulk Reader モードで、日付フィールドが NULL の場合にテキスト値の読み込みで発生していた問題を修正しました。 |
QB-9584 |
Salesforce コネクタ用「私のドメイン」のサポートを追加 |
my.salesforce.com でご自身のプライベート サブドメインが使用できるようになりました。https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.faq_domain_name_what.htm&type=5 を参照 |
QB-10425 |
新しい X-Qlik-Session クッキーの取得に、SAML 応答を使用可能 |
SAML リプレイ リクエストで新しい X-Qlik-Session クッキーが生成される問題を修正しました。この修正により、使用された SAML アサーション ID がメモリに保存され、リプレイ攻撃によって「400 Bad Request」エラーが発生し、Audit_Proxy ログに「SAML リプレイがアサーション ID: <id> で検出されました」という警告が表示されます。 |
QB-10558 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: コンテナ チャートのデータを表示すると、誤ったデータが表示される |
異なるデータを使用する 2 つのチャートを含むコンテナで [データの表示] オプションを使用すると、最初のチャートのデータのみが表示されていました。この問題は修正され、選択したチャートと一致するデータが表示されるようになりました。 |
QB-10629 |
スケジューラー: タスクのリロードが「トリガー済み」の状態で止まってしまう |
カスタム トリガーが正しく設定されていない場合に、スケジューラー サービスがアクティブの状態に移行できない問題を修正しました。この問題は、例外をキャッチして System_Scheduler ログに警告メッセージを記録することで解決しました。 |
QB-10681 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: 表示条件を含むテーブルを Excel にエクスポートするときに問題が発生する |
テーブルに表示条件が含まれる場合に、Excel へのテーブルのエクスポートが破損する問題を修正しました。この問題は、列の表示または非表示を正しく確認することで解決しました。 |
QB-10763 |
Qlik Oracle コネクタ: XML 要素関数のエラー |
ODBC Connector Package Oracle データソースのクエリで XmlElement 関数を使用すると、エラー (ORA-00907: 右カッコがありません) が発生するバグを修正しました。 |
QB-10772 |
ビジュアライゼーション: 「新しいリクエスト リンクの作成に失敗しました」というエラーで、ODAG レポートの生成に失敗する |
整数以外の数式の値によって、ODAG レポートの生成に失敗する問題を修正しました。 |
QB-10783 |
ブレット チャートのカステム テーマが機能しない |
ブレット チャートのカスタム テーマに関する問題を修正しました。 |
QB-10810 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: X 軸のラベルが消える |
ズーム機能で 90% にすると、チャートの X 軸ラベルが消える問題を修正しました。 |
QB-10843 |
ビジュアライゼーション: コンテナ内のチャートにプロパティを適用できない |
チャートから代替の軸を削除できない問題を修正しました。この問題の原因は、プロパティ間の不一致によるものでした。修正によりダイアログが表示され、変更を適用できるようになりました。 |
QB-10846 |
ビジュアライゼーション: モバイル デバイスでコンテナ チャートに余分なスペースが表示される |
選択したチャートがコンテナ オブジェクトに割り当てられたスペースよりも少ないスペースを使用した場合、モバイル デバイスで余分なスペースが表示される問題を修正しました。 |
QB-10859 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: テーブル形式のデータを Excel にエクスポートするときに問題が発生する |
エクスポートされたテーブルで、日付、デュアル値、RGB カラー コードなどの形式が失われる問題を修正しました。 |
QB-10874 |
Qlik Cloud ビジュアライゼーション: マッシュアップ使用時に product-info.json ファイルでコンソール エラーが発生する |
クラウド マッシュアップで静的ファイルを取得するときに、コンソール エラーの原因となる CORS に関連する問題を修正しました。 |
QB-10936 |
Qlik Sense License Monitor: データ接続が失われる |
License Monitor で一部のデータ接続が失われる問題を修正しました。デフォルトのデータ接続が復元されました。 |
QB-10937 |
Qlik Cloud Enterprise コネクタ: DynamoDB によりテーブル レベルのアクセスが制限される |
AWS ポリシーによりテーブルへのアクセスが制限されている場合に、コネクタが失敗する問題を修正しました。 |
QB-10963 |
アイテムが表示されるようにダイナミック ビューを修正 |
ダイナミック ビューに「アイテムなし」というメッセージが表示されます。 |
QB-10967 |
Qlik Sense Engine: 一部のアプリで「無効なビジュアライゼーションです」のエラー メッセージが表示される |
Qlik Engine から不完全なレイアウト データが渡され、「無効なビジュアライゼーションです - ビジュアライゼーションがサーバーにありませんでした」というエラー メッセージが表示される問題を修正しました。この問題は、組み込みビジュアライゼーションでも発生していました。 |
QB-10972 |
フィールドの名前が「not」の場合、データをロードできない |
「not」という名前のデータ フィールドは、角括弧 ([]) または二重引用符 ("") で囲むことによりロードできるようになりました。 |
QB-11033 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: テーブル オブジェクトのテキスト ラップが機能しない |
テーブルの行がセル内のすべてのテキストを表示し、テーブルが不要に大きくなる問題を修正しました。この問題は、デフォルトの行の高さ制限を 3 行のテキストに戻すことで解決しました。 |
QB-11144 |
Qlik Sense QMC: ステータスの値が重複する |
ステータス フィルター リストで、「キューに登録済み」と「開始済み」ステータスに値が重複して表示される問題を修正しました。 |
QB-11232 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: 軸の値レベルでのドリルダウン軸の選択 |
軸の値が 1 つしか残っていない場合に、軸の値ラベルに表示されるドリルダウン軸の選択の問題を修正しました。 |
QB-11236 |
Qlik Cloud アラート サービス: ラベルがない場合、アラートの作成が機能しない |
アラートが作成されない問題を修正しました。この問題の原因は、角括弧で囲まれたラベルがラベルとして扱われないことでした。 |
QB-11239 |
Qlik Sense Hub: ハブの「お気に入り」セクションに、初期状態ではすべてが表示されない |
他のユーザーが所有し異なるストリームに属するアプリを、ハブが取得するのに時間がかかる問題を修正しました。これにより、アプリの「お気に入り」セクションにすべてのアプリが表示されないようになりました。 |
QB-11248 |
ストーリーテリング ビューに、ドロップダウン フィルターが表示されたままになる |
分析ビューとストーリーテリング ビューの間を移動するときに、ドロップダウン フィルターがページに残っていました。この問題は修正され、開いているすべてのポップオーバーは分析ビューから移動する前に閉じられるようになりました。 |
QB-11294 |
Qlik Cloud 分析: [データからアプリを作成] でアプリに追加されたデータ ソースに対して、[ソースからデータを選択] が機能しない |
[ソースからデータを選択] オプションを使用するときに、新しいロード スクリプトでスペース名が定義されず、内部エラーが発生する問題を修正しました。[ソースからデータを選択] オプションは、正常に機能するようになりました。 |
QB-11365 |
カスタム ツール ヒントでパラメーターが無効というエラーが発生する |
カスタム ツール ヒントを含む複数のレイヤーがある場合、パラメーターが無効になるエラーが修正されました。 |
QB-11384 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: Qlik-animator ID が、サービスを起動するたびに変更される |
マニフェストとパッケージ JSON ファイルのバージョン番号が不一致になる問題を修正しました。問題の修正により、Qlik animator サービスは別のものと見なされ、サービスを再起動するたびに再インストールされるようになりました。 |
QB-11555 |
ビジュアライゼーション: モバイル ブラウザーの選択ツール バー メニューで問題が発生する |
ランドスケープ モードのときに、モバイル ブラウザーの選択ツール バー メニューが切れる問題を修正しました。 |
QB-11556 |
コンボ チャートの凡例の位置が正しくない |
解像度とチャート サイズの特定の組み合わせに応じた、コンボ チャートの凡例の位置に関する問題を修正しました。 |
QB-11559 |
タッチ デバイスのチャートで、スクロール バーのサイズが異なる |
タッチ デバイスでの棒グラフおよびブレット チャートにおける、スクロール バーのサイズに関する問題を修正しました。 |
QB-11580 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: コンボ チャートの軸に常に 0 が含まれる |
積み上げ棒を使用したコンボ チャートで、棒のある軸だけではなく、両方の軸に 0 が含まれる問題を修正しました。 |
QB-11591 |
棒グラフに 7 月のラベルがない |
2 次元グループの棒グラフのデータに関する問題を修正しました。 |
QB-11685 |
GeoAnalytics: マップ オブジェクトが無限ロード状態のままになる |
ライン/ポリゴン機能が正しく終了されていない場合、GeoJSON データ プロパティが埋め込まれたマップ オブジェクトが無限ロード状態のままになる問題を修正しました。この修正により、JSON 解析エラーに対応するようになりました。 |
QB-11740 |
Qlik Cloud ビジュアライゼーション: 編集後にマスター アイテム ラベルが更新されない |
マスター アイテムが複製され、リンクが解除され、マスター アイテムとして再度追加された場合、ラベルを編集してもビジュアライゼーションで更新されませんでした。この問題を修正しました。 |
QB-11745 |
General Web Connector の SaveToDisk テーブルで正規表現フィルターが適用されない |
General Web Connector の SaveToDisk テーブルを修正し、指定された正規表現フィルターが適切に適用されるようになりました。 |
QB-11759 |
Qlik Cloud Enterprise コネクタ: BulkReader で大きな文字列を処理できない |
BulkReader モードで、文字列の最大制限が誤って 4096 文字になっていた問題を修正しました。 |
QB-11803 |
Qlik データ ゲートウェイ - 直接アクセス: Oracle Wallet が動作しない |
Oracle Wallet に関する問題を修正しました。 |
QB-11818 |
Qlik Sense: OIDC 経由の認証に失敗する (「400 Bad Request」) |
仮想プロキシ設定で、[OIDC オプションの属性を無効化] オプションがアクティブになっている場合にオプション属性のいずれかに空の値があると、OIDC 経由の認証に失敗する問題を修正しました。 |
QB-11843 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: コンボ チャートの凡例が正しく折り返されない |
カテゴリの凡例のテキストが一部正しく折り返されない問題を修正しました。 |
QB-14086 |
GeoAnalytics: 座標を使用したチャート レイヤーのカスタム ツール ヒントで問題が発生する |
場所の座標を使用しているチャート レイヤーで、カスタム ツールヒントが表示されない問題を修正しました。 |
QB-14196 |
Qlik Engine: CrossTable プレフィックスを使用した QVD LOAD がクラッシュする |
CrossTable プレフィックスを使用した QVD LOAD が不定期にクラッシュする問題を修正しました。 |
QB-14280 |
Qlik Sense on Windows: ライセンス アクセス タイプの割り当て時に、userId および userDirectory プロパティで大文字と小文字が区別される |
userId プロパティに大文字が含まれている、または userDirectory プロパティに小文字が含まれている場合、ライセンス アクセス タイプの割り当てに失敗していました。リポジトリ サービスは「201 Created」が「null」で返され、QSRデータベースの対応するテーブルに割り当てが即座に保存されませんでした。この問題は解決されました。 |
QB-14297 |
Qlik Sense Engine: NLU_MUILTI_LINGUAL を有効にすると、オランダ語パーサー (NL) が起動しない |
Qlik Sense Enterprise on Windows で多言語の自然言語クエリを有効にすると、NL パーサーが起動しない問題を修正しました。 |
QB-14316 |
カスタム スケジュール トリガーに、カスタム値ではなく既定値が表示される |
対応するリロード タスクに変更が適用されるまで、カスタム トリガーに既定値が表示される問題を修正しました。 |
QB-14326 |
On-Demand アプリ: ナビゲーション ポイントのプロパティが表示されない |
On-Demand アプリでナビゲーション ポイントのプロパティが表示されるようになりました。 |
QB-14353 |
Qlik Sense QMC: QMC で未定義の「userId」エラーが発生する |
管理者が QMC をロード時に未定義の「userId」エラーが発生する問題を修正しました。 |
QB-14484 |
Qlik Cloud Engine: アプリをリロード時にスクリプト以外の変数の値が保持されない |
API 関数 SetStringValue、SetNumValue、SetDualValue を使用してセッション内で変更されたすべての変数値が、別のセッションでアプリをリロードするときにリセットされる問題を修正しました。このリリースでは、スクリプトで定義されていない変数は、SetStringValue、SetNumValue、SetDualValue を使用してエンド ユーザーのセッションで設定された値を、アプリのリロード時に保持します。 |
QB-14494 |
Qlik Sense ビジュアライゼーション: [編集] シートで変数ダイアログを開いているときに、チャートが誤って削除される |
変数ダイアログを開いた状態で削除キーを押すと、バックグラウンドで誤ってチャートが削除される問題を修正しました。この問題は、変数ダイアログが開いている間はグリッドをブロックし、閉じたらブロックを解除することで解決しました。 |
リリースの時点で確認されている問題と制限事項は次のとおりです。この一覧はすべてを網羅するものではありませんが、既知の主要な問題と制限事項はすべて取り上げられています。
回避方法: ナビゲーション メニューでタッチ モードをオフにします。
ダイナミック ビュー
アセット パネルで新しいダイナミック ビューを作成するときに、既存のダイナミック ビューがある場合、ドロップダウン メニュー アイテムは自動的に変更されず、新しく作成されたダイナミック ビューの
コネクタ
Qlik Sense の要件については、オンライン ヘルプの「Qlik Sense のシステム要件」を参照してください。
Qlik について
Qlik は、データを活用して誰もが困難な課題を解決できる、高度なデータリテラシーを備えた社会を実現するという使命を負っています。Qlik ならではの、エンドツーエンドのデータ管理および分析プラットフォームを利用することで、組織はソースを問わずあらゆるデータを統合し、どんなスキル レベルの従業員でも好奇心を発揮して新しい洞察を獲得できるようにすることができます。企業は Qlik を利用することで、顧客の行動をさらに深く理解し、ビジネス プロセスを改革し、新たな収益源を発掘し、リスクと報酬のバランスをとることができます。Qlik は、世界 100 か国以上でビジネスを展開し、48,000 社以上のお客様にご利用いただいています。
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