QVへ取り込んだデータ自体を直接変更するための機能です。
'INPUTFIELD'で宣言した項目は、取り込んだ後にテーブルボックス上などで値を変更して、チャートの計算結果等を変更する事が出来ます。
（添付の「テーブル」の「値2」へカーソルを合わせて編集すると、「チャート」の右側の計算結果が変わります。）
シミュレーションなどの際に、この機能は非常に便利です。
また、InputSumやImputAvgなどの関数を利用する事で、ストレートテーブルのようなチャートの計算結果を編集して、その差分を他へ返すこともできます。
（添付の「チャート」の右側の項目の合計部分や、個々の集計結果の値を変更すると、関連箇所の値が再計算されます。）
変更した値を戻す場合は、カーソルを合わせて右クリック後、[値を元に戻す]から戻し方を選択して下さい。
また、差分を返す際の配分モード(サンプルの計算式の'＋'の部分)は、いろいろとありますので、ヘルプでInputSum関数を調べてみて下さい。
1点注意点として、変更した値は、ユーザー個人の情報になり、他のユーザーへは共有しません。
また、ファイルを閉じても変更した値はそのまま記憶されるので、この点は認識していないと、場合によっては「リロードしても値が変わらない」といった間違った疑問を持ってしまう場合がありますので注意して下さい。
入力がしずらいので大量の入力作業には不向きですが、シミュレーションや、少量の入力には便利です。
私のところでは自動で初期値を表示して、ユーザーが修正した結果データをボタンアクションで共有フォルダへ自動出力し、そのデータを日次ロードで取り込むといった運用もしています。
