タイトルが適当かは置きまして、Qlik Senseで作成したアプリの情報(ロードしたテーブル、データ量、変数や軸や数式の種類と数など)を表示するQlik Senseアプリのご紹介です(Qlik Senseアプリのメタ情報を可視化)。
私はQlik HealthcareのTwitter(Qlik Healthcare (@QlikHealthcare) | Twitter)をフォローしていますが
最近のツイートで、Qlik Senseの"Document Analyzer"なるものがあることを知りました。
![Twitter.png](/legacyfs/online/184065_Twitter.png)
ほかにも、
![Stephen Redmond.png](/legacyfs/online/184066_Stephen Redmond.png)
なになに?ということで確認してみました。
ちなみに、Stephenは"Qlik Luminary"(クリック・ルミナリー)で
これはQlikが毎年選考の上で指名するグローバルのエバンジェリストです。
Qlik Luminary Program: Highlights from the Qlik Ecosystem
日本では株式会社アシストの花井様が選出されています。
医療分野では、NHS(イギリス)やOhioHealth Group(アメリカ)の方が選出されています。
少し横道に逸れましたが、”Document Analyzer”はQlikView COOKBOOKというサイトから
ダウンロードすることができます。
Search Recipes | Qlikview Cookbook
![QsDocumentAnalyzer_V1.1.png](/legacyfs/online/184082_QsDocumentAnalyzer_V1.1.png)
setup.exeを実行すると、コネクターとqvfファイルが作成されます。
Qlik Sense Desktopのハブを開くと、「QS Document Analyzer V1.1」というアプリが表示されます。
これを開くと、このようなアプリ画面が表示されます。
![アプリ画面.png](/legacyfs/online/184083_アプリ画面.png)
データロードエディタの画面に移り、appmetaという接続の編集ボタンを押すと、
Qlik Senseアプリの一覧が表示されます。
ここでは、このサイトに公開している「第2回NDB_薬剤_都道府県」というアプリを選択します。
すると、データのロード先がこのアプリに変更されます。
![アプリ画面_2.png](/legacyfs/online/184085_アプリ画面_2.png)
データのロードを実行すると、「第2回NDB_薬剤_都道府県」アプリのメタ情報を取得できます。
例えば、Summryのシートでは、テーブル数やフィールド数が表示されています。
![アプリ画面_3.png](/legacyfs/online/184086_アプリ画面_3.png)
また、Tablesのシートでは、4つのテーブルがロードされており、都道府県別薬効分類別数量のテーブルでは
約130万件のデータがロードされていることがわかります。
![アプリ画面_4.png](/legacyfs/online/184087_アプリ画面_4.png)
こうした情報を利用して、アプリの概要を把握するとともに、
アプリの最適化(不必要な情報の削除など)にもお役立ていただけます。
"Document Analyzer"は将来的にはQlik Sense Serverでも利用できるようになるようです。
また、QlikViewではすでに同様のアプリがバージョンを重ねて公開されています。
以下、QlikSpaceの記事(Document Analyzerのご紹介)もあわせてご参照ください。
QlikViewパフォーマンス関連の資料集