ロードスクリプトエディタを Consolas + メイリオで

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ロードスクリプトエディタで使用する日本語フォントを読みやすいものに変更する事が出来ます。

QlikView の直接の機能とは一切関係無いのですが。ロードスクリプトエディタのフォントは、アルファベットが読みにくいフォントか、または日本語が読みにくいフォントのどちらかしか選ぶ事が出来ません。

日本語が綺麗に読める「メイリオ」や「Meiryo UI」を使いたいのですが、クオート記号や l i j 辺りのアルファベットがつぶれてしまうのを嫌って Courier New、Consolas を使っている、という人も多いのではないでしょうか？

画像の例は、Consolas を選んだ例です。

日本語のフォントは「MS P ゴシック」になっています。これ、何が困るって、全角スペースと半角スペースの違いが見た目では判別できないんですよね。この他にも、中点（・）、括弧記号等、判りにくいものには枚挙にいとまがありません。

このアイデアは別の開発環境「Eclipse」のエディタの設定を探していた時に偶然見つけたものです。

• http://monado.dtiblog.com/blog-entry-128.html (Eclipse: Consolas + メイリオ の ClearType 表示、ボンジュール、マドモワゼル)

書いてある事は、①レジストリエディタで設定を変更する→②再起動の手順です。ただし、レジストリエディタでフォントを扱うため、行う際には慎重＆自己責任で、というところまでが前提です。

設定変更の手順

regedit.exe を立ち上げて、下記パスまでたどり着きます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink\SystemLink

ここで Microsoft Sans Serif を開くと編集画面になるので、そこの一番最初の行にメイリオの情報を追加します。

meiryo.tcc,Meiryo,128,85

128,85 という部分は、scaling factor と呼ばれており、文字の縮尺を変更する事が出来ます。数値が大きくなればなるほど、文字は小さくなっていく仕組みです。

ここでは、128,85 という数値を設定しています。メイリオの場合、Globalization Step-by-Step(MSDN) を参照すると、この数値が推奨である事が判ります。

設定が終わったら再起動。スクリプトエディタを開くと、Consolas とメイリオが同居した状態になります。

いかがでしょうか。

もし同じ悩みでイライラしている方がいらっしゃったら、試してみるのも良いかもしれません。