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A Historical Odyssey: QlikView 7, QVD files and the Aggr() function(日本語訳)

オリジナルの英文ブログへのリンク

http://community.qlik.com/blogs/qlikviewdesignblog/2013/05/06/a-historical-odyssey-qlikview-7

Henric Cronströmの経歴について詳しく知りたい方はこちらのリンクをご参照ください。

http://community.qlik.com/people/hic

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A Historical Odyssey: QlikView 7, QVD files and the Aggr() function

QlikView7は、QlikViewの開発者がより高度なアプリケーションを開発するための多くの機能を追加することができたバージョンでした。 例えば、bufferプレフィックスは、LoadSelect文の前に記述をすると、自動的にローカルマシンに対象のデータを一時保存し、高速でのデータ処理を可能にしました。例えば、ODBC接続を利用したデータロードを行っている間に他のスクリプト構文をバッファー上で実行することができるようになりました。

もう少し別の言い方で説明すると、一時的に保管されたデータを、圧縮された形式により保管することにより、QlikViewでのロード処理をより高速化をはかることにしました。それが、QVDファイル形式です。現在では、bufferプリフィクス関数はあまり利用されなくなりましたが、QVDファイルはStoreコマンドを利用して多くのユーザーが作成していると思います。


HistoricalOdeesay7_1.png


その他にも、Aggr()関数の機能を追加しました。QlikView4の時点で、軸の集計機能はすでに実装されていましたが、まだ、ソリューションといえるような的確な対応には及んでいない段階でした。それは、なんと説明すればいいか少し表現が難しいのですが、軸として定義された項目の数を用いた一時的な隠された代替案という感じでした。内部的には、 これをDoctors’ Specialというあだ名で呼んでいました。 私たちは、その解決策で特定の顧客の要望を解決することはできましたが、実現方法については満足していなかったのです。私たちは、軸の定義での計算について、汎用的な解決策を提示したいと考えていたのです。

6年後(多くの考察を重ねた結果)、発明者(Inventor)であるHåkanは、Aggr()関数を作りました。この機能は、軸と数式の両方で利用できる関数で、構文内のネストを利用することもでき、様々な集計を可能にしました。言い換えれば、この機能は、計算軸の定義において、階層化された(nested)集計を可能にするための、汎用的な機能であるとも、いえると思います。

ところで、インテル社のItaniumプロセッサーが最初にリリースされたのは2001年でしたが、QlikView7がリリースされたのはその4年後の2005年後半のことでした。 そして、新たなアーキテクチャーとして、AMD X64 が発表されました。AMD X64Itanium に比べて安価で高速であったことから、その後、普及が進んでいったことを、ご存じの方も多いでしょう。

私たちはすでにItanium エディションと提供していましたが、X64エディションについても準備する必要がでてきました。ソースコードの移植を進め、QlikView7では、X86IA64X64の3つのエディションを提供しました。


HistoricalOdeesay7_2.png

カレンダーオブジェクト、ブロックチャート、箱ひげ図の機能や、数式・変数の概要、アラートやレポートの機能もQlikView7で追加された機能です。

最後にひとつ、 QlikView7は、シート内でのスクロールバー機能が追加されたバージョンでした。

それまでのバージョンではシート内でのスクロールはできなかったのです。あえて、この機能をこのバージョンまで追加しなかったのには、理由がありました。スクロールができるようになると、シート上のオブジェクトが増えてしまうことで、画面がわかりずらくなるという考えをもっていたからです。しかしながら、ズーム(拡大)機能を利用することで、画面の見やすさについては、解決できると考えなおしたのです。

- 考えを改めるのに、遅すぎるということはない(it’s never too late to change one’s mind…- ということわざもありますので。。

HIC

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