QlikViewは、事前に、ある程度内容を定義・実装したうえで、エンドユーザーに提供される業務アプリケーションを提供するためのツール(Prepared Business Applications)としての利用に適していると思います。例えば、QlikViewの開発者が、データモデルやレイアウト、チャートや数式を組み込んだアプリケーションを作成し、それを実際に利用するエンドユーザーに提供するケースです。この場合、エンドユーザーは、完全に自由で制約のない環境で、アプリケーションを利用することができます。 もう少し、具体的に言うなら、ビジネスに関する解を得るために、自由にデータを探索し、ドリルタウンを行ったり、データの内容を検索したりするアクションは、エンドユーザー自身が自在に行うことができます。しかし、もし、よりデータの可視化(visualizations)を行うための新たな要件を組み込みたいと思った時には、開発者の助けを得ることなしにエンドユーザーだけで実装することに、限界があったことも事実です。このような状況は、この先もずっと存在するはずです
Qlik Senseは、事前の内容定義を最小化し、画面レイアウトの作成や、新しいビジュアライゼーション、開発者がイメージすることが難しい実務担当者自身が本当に必要なチャートの作成や変更を、エンドユーザー自身が自由に行うことが可能なツールです。あなたが、先進的な手法を利用して、よりアクティブに、自らの手によるデータ検索(Self-service data discovery)を行いたいと考えるならQlik Senseの利用が適しているでしょう。また、Qlik Senseはタッチスクリーン方式や、異なるデバイスを利用した場合のスクリーンサイズの自動調整の機能を用意しています。このような点から、Qlik Senseは現在のITのトレンドの先端をいく、先進的なツールだと考えています。(Qlik Sense is a much more modern tool.)