今回のミートアップは、世界でも50名しかいないQlik Luminary のお一人、セガの萬さま司会進行によるオフラインでの開催となりました。第1部は2テーブルに分かれたグループディスカッションで「Qlik を使ったビジネスインパクト」と「Qlik の社内展開」の2テーマを取り上げました。

それぞれのテーマを OGI 荻本さま、富士通中川さまにテーブルリーダーとして進行いただき、各社の課題やベストプラクティスの紹介など、活発な議論が交わされました。中には、実際に使っているアプリを見せながら自社の取り組みを紹介された方もいらっしゃいました。

議論の内容の一部をご紹介します。
Qlik を使ったビジネスインパクト
- 隠れていた、ばらばらだったデータがよりわかりやすくなり、可視化される
- ユーザ同士で集まって、ノウハウを交換、分析の技術の交換している、週に一回の共有会、月一回の顔合わせ:今月やった自慢話、ノウハウとして持ち帰る、など
- Qlik Sense を使うと会議でパワポがいらなくなった
A社事例
人事メンバーが自らボトムアップで Qlik とアラートを実装・展開し、人事から有給取得状況に関するアラートが届くようになった。「決められた有休日数を消化する」というアクションに繋がっている。
Qlik の社内展開
- 多くの人に使わせるのではなく、濃い人たちに「これがないと困る」という環境を作る。
- 成果を作って広げていく、エバンジェリスト構想(やる気のある人を配置して、ボトムアップ)
- 家庭教師方式(課の人間がプロジェクトに入り、5人くらいのチームでコンサル形式でやる。課題のヒアリング、成果を出す)がよい
B社事例
業務に必要な分析に関する相談を受けるチケットシステムとそれに対応するチームを作っている。分析の実装の仕方はあえて教えない。分析の方針などについてコンサルしていくイメージ。業務の課題からスタートしているので必要なデータや可視化だけが作られていく。その結果、ちゃんと使われる。
第2部は学研福田さま、山上さまより、小学生の間で話題の「ナニコレンズ」の事業化の経緯、そして本事業を Qlik Sense でどのように管理しインサイトを得ているのか、ビジネストランスフォーメーション(BX)から実際のアプリに至る深い示唆をいただきました。


その後、弊社槙野よりご挨拶とともに始まった懇親会兼忘年会では、セガ萬さまから各ゲームタイトルを管理するアプリをご紹介いただいたり、ご希望の方には会場と同じビル内にあるQlikの新オフィス見学ツアーを実施、「リアルイベント」ならでは醍醐味を楽しまれました。


引き続き来年もユーザーのみなさまが他のユーザーの方やQlikと交流できる機会をたくさん作っていきます。ご期待ください!